レーシングタイヤさながらにフロントタイヤが摩耗していたので重い腰を上げて交換していきます。工具を持っていてかつ、自分で交換できれば1本2300円ほどで交換ができます。タイヤチェンジャーなるものが自宅にあるはずもなく、もちろん『手組』。
人生初めての手組タイヤ交換、果たしてできるのか。。。
購入したタイヤ DURO(デューロ) サイズ:80/100-10
バイク乗りならご存じの方もいると思いますが、台湾製のアジアンタイヤブランドのDUROになります。大学の時に乗っていたバリオスにこのメーカーのタイヤを履かしていた記憶があり、耐久性はぼちぼち、3年ほどで少しづつ硬化、ひび割れが出てきた記憶があります。
原付はどれぐらい持ってくれるのか、要検証です。
トゥデイ 原付タイヤ交換に使用した工具・ケミカル等
タイヤを交換するための工具タイヤを組み込む際に使うビードクリームすら持っていなかったので、アマゾンで安物を買いあさりました。
原付タイヤ交換 激安タイヤレバー
Amazonで999円で販売されていた激安のタイヤレバーになります。長さは30センチほど、それなりに強度がありそうで、この価格。原付程度のタイヤだったらこの程度で十分な気がします。
原付タイヤ交換 虫回し
タイヤ内の空気をせき止めている虫を回して空気を抜くのに使用します。なくてもタイヤ交換はできますが、虫(バルブコア)を交換する際に必要になります。こちらもアマゾンで購入、価格は500円程です。
原付タイヤ交換 ビードクリーム 40g ディーアールシー(DRC)
少量でも販売されていたので、こちらを購入しました。タイヤ交換はせいぜい2年に一回程度で使う出番も少ないと思うので、少量で販売して下さるのは何気に助かります。たまに556やシリコンスプレー等のケミカルを使用されているかとも見かけますが、個人的にはビードクリームを購入して使うべきだと思います。
万一トレッドに付着して気が付かないまま雨の日に水たまりを踏んでしまうと、、、 とか思うと不安になるためです。

クリームを塗るためのスポンジも入っていました。
原付タイヤ交換 フロントタイヤ取外し


アクスルシャフトを緩めていきます。シャフトのボルトは12ミリ、反対側のナットが供回りしてしまうので固定しながら緩めていきます。

緩めたらフロントタイヤが浮く程度にジャッキアップします。センタースタンドがあるので普通二輪などに比べると非常にやりすく感じます。


取れたタイヤとアクスルシャフト、ナット、カラーがコチラ。非常にシンプルな構造なので外すだけなら5分もかかりません。

外したついでにベアリングにがたつきがないか確認しておきます。がたつきが出ていると直進安定性が悪くなり左右に揺られているような感覚になります。
原付タイヤ交換 フロントタイヤ手組
ここからが問題の交換作業です。まずは空気をすべて抜いていきます。虫回しで緩めるか真ん中のちょぼを押すと空気が抜けます。
プシューと音がなくなるまで抜いていきます。

ビードを落とす


タイヤレバーを使用してビードを少しづつ落としていきます。膝でタイヤを押さえながら隙間を作ってはビードを落としていき、一周出来たら裏返して両方落としていきます。慣れてないとこれだけでかなりの時間を要する+ホイールのリムを曲げてしまうことになります。
こんなふうに↓

苦労をした上にリムまで曲げてしまいましたが、何とかビードを裏表すべて落とすことができました。こんな苦労をしたくない方はビードブレイカーの購入をおすすめします。
原付ごときにこんなもの必要ないとなめていましたが、おとなしく購入していても良かったかもしれません。ネットでは空気を抜いた状態で走行してビードを落とすみたいな荒業も紹介されていましたが、本当に落ちるのでしょうか?
真偽は不明ですが危険なのは間違いありません。
タイヤ取外し・必要であればエアバルブ交換


ビードを落としきったら今度はタイヤを取り外していきます。ビードをしっかり落とせていなければこの際に苦労するので、力任せにタイヤを引きはがそうとせず、ビードをしっかり落としてから再度取り掛かります。リムを歪める羽目になります。(2回目)
AF61トゥデイ エアバルブ TR412
エアバルブの規格はTR412になります。交換する際はこの際に交換しておきます。安い海外製のものはひび割れによりエア漏れの原因にもなるので、割高ではありますが日本製がおすすめです。
原付タイヤ交換 タイヤ組付け
ビードクリームをビードに塗りたくってタイヤを組付けていきます。膝で押さえながら組付けていきました。取外しよりすんなりと組付けることができました。ここでの注意点はタイヤの向きと軽点の位置になります。


矢印が回転する方向なのでこの向きになるように組付けることと、黄色のしるしが軽点(少し軽い部分)になるのでエアバルブのある位置になるようにタイヤを合わせます。
万が一タイヤの向きを逆にしてしまうと雨の日にものすごくスリップするようになり大変危険です。 組付けた後も再度確認します。
軽点に合わせるのはタイヤのバランスを取りやすくするためです。原付程度でバランスが取れていないからと言って違和感を覚える程走りに影響があるか?
というと微妙ですが、あるべき状態ではないので合わせています。
組付け終わったらエアを入れてビードを上げます。パン!と二回音がなればビードが上がった証拠です。エアーコンプレッサーが必要ですが、自宅にない場合はガソリンスタンドでも空気を入れることができます。
心配であればエア漏れが起こしていないかリムに石鹸水を吹きかけて確認します。エア漏れが万一あればカニのように泡がぶくぶくと出てきます。その際は残念ながら組みなおしになります。。。
原付タイヤ交換 フロントタイヤ取り付け
組み終わったのでいよいよ取り付けていきます。


トゥデイはドラムブレーキになるので、フロントフォークの出っ張りとブレーキの切り欠きがはまるようにセットしてタイヤにアクスルシャフトを通していきます。


タイヤと地面の間に何かはさみながらアクスルシャフトをはめるとやりやすいです。はまりずらい時はハンマーで叩くという手段もありますが、何の抵抗もなく通るのが理想です。
締め付けトルクは54Nmとのことですがよくわからないのでなんとなくで絞めてます。
言うまでもないですがトルクレンチの使用をおすすめします。アマゾンで3000円程度で販売しているので下手に締めすぎてボルト・ナットを歪めてしまったり、走行中にタイヤが吹っ飛んでいくリスクを押さえられます。
私が普段乗っているV36スカイラインのタイヤ締め付けトルクが108Nmなのでその半分程度、バリオスのドレンボルト締め付けトルクが20Nmなのでその約3倍程度の力加減といったところです。
新旧タイヤ比較

見れば一目瞭然、よくこんなタイヤで走行していたと思います。摩耗具合からスリックタイヤかと思うぐらいです。次回はこうなる前に早めに交換します。
原付タイヤ交換 結論:時間をかければ素人でも交換可能
作業にかかった時間は休憩を除いて約1時間ほどになります。慣れれば20分もあればできそうな気もしますが、タイヤ交換は個人でするには回数をこなしずらく、習得するにはかなりの時間がかかりそうでした。かなり面倒な作業だったのでできれば二度としたくないですが、経験と経費削減効果は得ることができました。


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