中古車を購入する際は現車確認とよく言われますが実際はどこを見るべきなのか?解説していきます。
中古バイク 外装
まずはぐるっと外装を確認していきましょう。バイクはれっきとした工業製品です。メンテナンスをされてきたかどうかでコンディションは大きく左右されます。目立った傷や汚れ等、そのバイクが大事にされてきたかを外装を見ることで大まかに判断できます。バイクを大切に、まめにメンテナンスする人は外装も綺麗にしているはず。
特にタンクは入念に
タンクの塗装に歪みがないかを確認しておこう。根本的な修理はされずパテ大盛のタンクもざらにあります。特に絶版車はタンクの新品は出ないので、板金修理するとなると高額に、、、

タンクの中も錆が回っていないか確認しておこう。最悪穴があいてガソリン漏れなんてことも
中古バイク 立ちごけの傷はしょうがない

立ちごけの傷は縦方向に発生するのが特徴。(上の写真)それに対して転倒傷は横方向に大きく発生する場合が多い。傷が大きい場合は何があったのか念のために聞いておこう。
中古バイク ステム周り

丸く囲ったところはハンドルストッパー、ここに激しい打痕もしくは破損しているなどがあれば、過去に激しく転倒した可能性があります。破損しているとなると修理しずらい箇所になるのでおのずと費用は高額に、もちろんリセールにも影響あり。必ず確認しておきましょう。
中古バイク フロントフォーク

フロントフォークの中にはオイルが入っていますが、それの漏れ、滲みはありませんか?ハンドルを握って前後にバイクをゆすってみましょう。その際フォークにオイルにじみや漏れがあると今後の修理費が高くつく可能性がります。またインナーチューブの摺動部に錆はないかも確認を。これが悪さをしてシール類を痛めて最悪漏れを発生させます。修理をするとなると、ショップや交換部品にもよりますが、5万円前後はかかります。
中古バイク エンジン
オイル滲み


タペットカバーからのオイル滲みがないかも確認を。写真はバリオスのものですが、この車種でタペットカバーからオイル滲みを起こしていない車両を見たことがありません。。。空冷や低年式の車両であれば仕方ない部分でもありますが、走行に支障が出るほどの漏れは別。後々整備が必要になるかもしれません。

エンジンオイルドレンからのオイル漏れがないかも確認を。ここが漏れると結構面倒です。新品が出る場合はオイルパンの交換、出ない場合は再タップ、ヘリサート加工になります。オイルパンはやたら多くのボルトで固定されているので、取り外しは面倒です。やりたくなければ確認をしておきましょう。


エンジンオイルも規定量入っているか確認を。オイル管理がずさんだとフィラーキャップを開けた際に、ツンと鼻に刺さるにおいがします。
ミッションギアの入りが良いかも確認を
バイクのエンジンはミッションとエンジンが一体になっているので、ミッションブローはエンジンオーバーホール以外手段がありません。しかも腰下。(腰下とはクランクシャフトよりも下の部分)かなりの金額と時間がかかります、下手すればもう一台変えてしまうぐらいに。なのでこちらも確認しておきたい項目。
始動性とアイドリング
仕入れてきてすぐの車両だとエンジンがかからない車両があるかもしれませんが、エンジンが掛かるときは始動性とアイドリングに着目してみてください。始動性が良くアイドリングが規定値のエンジン回転数で安定していれば、エンジン状態は良好といえるでしょう。逆に始動性が悪くアイドリングが安定しない車両はエンジン、キャブ、点火系統に問題を抱えている可能性があります。大抵キャブを洗浄して同調を取ればアイドリングは安定しますが、エンジンの圧縮が低下しているとなると修理は高額になります。
中古バイク ブレーキ

ブレーキディスクは触ってみて異常な摩耗がないかを確認。走行距離1万キロも走っていない車両で、ディスクの端に段差ができるくらい摩耗している車両は要注意。それぐらいで摩耗しないのでシビアな使用をされていたか、改ざん者の可能性があります。特に250㏄以下の車両は、車検証がなく、走行距離の記載がないので信用できません。
中古バイク タイヤ

タイヤの鮮度は要確認。タイヤには製造年と週の記載があり、写真の赤で囲っているのが製造年、青が週。この場合だと2013年の31週に製造されたものということ。あまりにも古いタイヤだとあまりメンテナンスされていない車両の可能性があります。
中古バイク 確認事項 まとめ
最低限確認していただきたい箇所は記載しましたがぶっやけて言うと、エンジンとフレームが問題なければ時間はかかりますが、なんとでもなります。しかしながら状態の悪い車両を割高な金額でつかまされるのも避けて欲しいと思い、この記事を作成しました。今からバイクを購入したいと考えている方のお役にほんの1みりでも立てば幸いです。


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