合計で5年ぐらい乗ってると思うバリオス。学生時代に乗っていた時、エンジンを壊してしまい廃車。凝りもせずもう一度買い直すぐらいには魅了されているバイクです。そんなバリオスを紹介します。
ここでは1型について紹介していきます。2型は乗ったことがないので、、、

バリオスの概要
バリオスは1991年、ZXR250(当時のレーサーレプリカ)に搭載されていた水冷4気筒エンジンを中低速寄りにセッティングされたエンジンを搭載したネイキッド。エンジンに空冷チックなフィンがある割に2本サスではなく、モノサスなところが当時のカワサキらしからぬ外観で同年代のネイキッドの中では浮いてる。そんなバリオスはモデルチェンジを含めると、1991年-2008年と約17年間製造されており、モデルチェンジの際に2本サスに変更されています。
やっぱり浮いてたことを気にしていたんだね、、、
モデルチェンジ前の車両を1型、後のモデルを2型と呼ばれています。
バリオス 名前の由来
バリオスはギリシャ神話に出てくる神馬が名前の由来で、兄弟にザンザスがいます。その名前で川崎から発売されたバイクがありますが、こちらはあまり売れませんでした。。。
ZXR400のエンジンを積んだ現代のストリートファイター的な外観は個人的には好きですが、当時のネイキッドブームからは外れたデザインがあまり受けなかったのでしょうか?
バリオス1型 フレーム
ZXRのアルミフレームとは違い、ダブルクレードルフレームを採用。街中で走るならこれぐらいの剛性があれば十分なんでしょう。いかにも日本のネイキッド!って感じがするフレーム。
ちなみにザンザスはアルミフレームで外観がかなり違います。兄弟なのに。
バリオス1型 エンジン


エンジンは250㏄水冷4気筒DOHCで1992年までの車両は45馬力。1993年以降は自主規制上限の40馬力に落とされました。規制前でも後でもレブリミッターは19000rpmで、高回転までエンジンがまわり甲高いサウンドが特徴。1万回転を超えてからパワーバンドに入った時の加速音は一度聞くと病みつきになってしまいます。
お察しですが下のトルクはスカスカ、6000回転以下のトルクは虫の吐息といってもいいレベル。回して楽しいエンジンであることは間違いありませんが、回さないと走りません。良くも悪くも。
意外にも6速まであるミッション

ほぼ使うことはありませんが6速まであります。街中ではせいぜい使っても4速まで、高速で巡行する際に6速まで使うかな?という感じ。あんまりエンジン回さず高いギアで走っていると、プラグがかぶります。
規制前と後のエンジンの違い
カムシャフトが規制前のほうがハイカムになっていて高回転での伸びが良くなっています。その他はキャブのジェットサイズが違っていたり、年度によって細かい変更がなされています。最初に乗ったバリオスは規制前でしたが、街中を走っているぐらいではわかりません。サーキット走行をするとなると変わってくるのかな?
バリオス1型 足回り


正立フロントフォーク、モノサスのコンビです。倒立のほうが見た目のインパクトはありますが、整備しずらいのと、ネイキッドさにかけるのでこっちのほうが好み。
乗り心地は硬い印象、特にリアは硬く高速でちょっとした段差を踏むとお尻が跳ねます。痔を患っている時期もあり、その際はなかなかにお尻が痛かったです。
バリオス1型 ブレーキ


フロントリアともにディスクブレーキ。ブレーキディスクはシングルではなく、ダブルのほう個人的には好きですが、街中でそんなものは必要ないのでしょう。フロントブレーキはシングルでもよく効きます。
問題はリア。これがなかなか効かない代物で、減速はフロントで、リアは姿勢保持ぐらいの為に使ってね!と割り切ったブレーキ。スポーツバイクはほぼそんな感じだと思いますが、もうちょっと強くても良い気がしますが私だけ?
バリオス1型 メットホルダー

純正で付属していますが、使いずらい、、、通す穴が小さく、鍵穴もちょうどヘルメットと位置がかぶっていて鍵をかけるのに難儀します。あんまり使ってません。
バリオス1型 インプレッション 乗ってみた感じ
甲高いエンジンサウンド、パワーバンドに入ると急にトルクが出るピーキーなエンジン特性、個人的には大好きなバイクです。下道でも60キロ制限の幹線道路なら、アクセル全開の楽しさをぎりぎり楽しめるところも良いポイント。中古相場もまだ落ち着いてる方だと思うので、買うなら今のうちに買いましょう。
良いところ
・回して楽しい19000回転まで回る高回転型エンジン
・官能的なF1サウンド
・街中でも楽しめるシフトチェンジ
・中古相場が同年代のバイクに比べて買いやすい
・足つきが良く、身長156センチの筆者でも余裕
いまいちなところ
・低速域のトルクがスカスカ
・高速はしんどい ずっと高回転エンジン音は耳が疲れます、、、
・街中でシフトチェンジが忙しい
・積載性能が絶望的 車載工具ぐらいしか入りません。
・程度の良い中古車がかなり少ない
・タペットカバーからエンジンオイルが漏れていない車両を見たことがない
ぐらいでしょうか?百聞は一見に如かず。気になる方は是非乗って体感していただきたい車両です。
廃車にしてもまた買い直してでも乗りたくなる、そんなバイクがバリオスです。


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