なぜか8000回転での加速時にボコ着くので、考えられる部品を交換。交換自体は簡単な作業ですが、何せキャブレターを下すまでがめんどくさい、、、
できれば外注したい作業ではありますが、自分の経験にならないので、休日を使って何とか自力で行いました。
バリオス バルブシート 交換することにした理由
当方のバリオスは現状販売で購入したバイクで、購入当初エンジンは掛かるものの、6000回転以降はふけあがらず、キャブを開けてみると中でガソリンは腐っているわ、キャブは詰まっているわ、オーバーフローはしているわで、とても乗れる状態ではありませんでした。
清掃とフロートバルブの交換でふけ上がりはしましたが、8000回転ぐらいの加速時にボコ着くので面倒ですがバルブシートの交換に着手しました。
なんで一度おろした時に交換をしなかったかというと、ネジがなめていたので見て見ぬふりをしていました。そこは頑張って交換しとけよ過去の自分、、、
交換した部品 フロートバルブ・バルブシート
フロートバルブ オーバーフローの原因にも


フロートにぶら下がっている小さな部品。右側の写真わかりずらいですが、痕がついている部分があると思います。これはバルブシートのあたり面で、少しづつ摩耗していき最終的にはガソリンをせき止めることができなくなりオーバーフローにつながります。高い部品でもないので、せっかくキャブをおろしたなら交換してしまいましょう。アマゾンでも安くで売ってます。4気筒分で1300円ぐらい。
社外品は純正に比べ寿命は短いですが、安いのとフロートバルブ単体で買えるメリットがあります。純正品は単体で購入ができず、カワサキから発注するとフロートバルブ、バルブシートがセットになります。
- 純正品番 16030-1077 バルブ(フロ-ト)
- 価格 \5434- (1気筒分)
4気筒分購入すると2万円越え。なかなかの金額。純正品を使用するのがベストなのでしょうが、懐事情により社外品を選択。
バリオス バルブシート

ここに圧入されているものです。今回はコチラが本命。
↑過去に購入したセットの中に偶然入っていたのでそちらを流用しました。バリオスに使えると書いていますが、メインジェットは流用できません。バリオスの番手は98、年式によって95になりますが入っているのは110。それ以外は流用できましたが、この手の激安商品を使う際はそれなりの前知識は必要だと感じました。
バリオス バルブシート 交換の流れ
キャブレター分解の難易度は連結を解除したりしなければ、そこまで高くありませんが、キャブレターを取り外すところまでが少々面倒です。
エアクリーナーボックス取り外し


大きなエアクリーナボックスを取り外していきます。真ん中のネジ2本と外側に3カ所ボルトで固定されています。これを外すとキャブレター側にボルトで固定されているので外していきます。こちらは計8本。
インシュレーターバンドを緩める

インシュレーターとキャブの間に隙間ができないようにバンドで固定されています。ここがしっかり緩められていなければ、どれだけ引っ張ってもキャブはびくともしません。
バンドを緩めていくわけですが、通常のドライバーではネジに届かないので、柄の長いドライバーが必要になります。キャブを下す際はあらかじめ準備しておきましょう。この工具購入はしましたが、素人にとっては人生でこの作業にしか使用したことがないぐらいには、めったに使うことのない工具です。
アマゾンで500円ぐらいからで売ってます。
アクセルワイヤー・チョークワイヤー取り外し


これらもキャブと接続されているので外さないと取れません。アクセルワイヤーはスロットル側から外すこともできますが、いつもキャブ側を取り外しています。
チョークワイヤーを外す際にキャブ側にある金具を取り外すためにネジを緩めますが、その際にネジを落とさないように注意。インテークからエンジン内にネジが落ちたなんてことになれば地獄を見ます。
あとはキャブを引っ張り出すだけ

やっとの思いで取れたキャブレター。
フロートバルブ、バルブシート交換


フロートバルブは赤い部分のネジを緩めると、二枚目画像のようにぶら下がってくるのでこれを交換するだけ。

フロートバルブの交換はすんなり行きましたが、問題はバルブシート。こいつもネジを緩めて圧入されているバルブシートをペンチでひっこ抜いて新しいものを入れるだけですが、なぜかこのネジがことごとくなめており、外すのに苦戦、4本中3本なめてました。
しかも全部錆と腐ったガソリンで固着していたので、おそらくそう短くない期間不動のまま放置されて期間があったのか?
なめたネジの外し方 とりあえずネジザウルス
この舐めたネジはネジザウルスで頭をつかみながらなんとか取り出すことに成功、いざというときの為に購入しておいてよかった。バルブシートを引き抜くのにも役立ちました。
固着したネジを外す際に使うケミカルといえばラスペネ。これもあれば便利かも。


ちなみに外したネジはコチラ。ねじ山サビサビ、ボルトの頭もボコボコに。当然再使用できないので新しいものに交換。そもそもこのネジいるのか?
取り外したバルブシート


ゴムは硬化してしまいその役目を果たせておらず、シートも錆まみれでした。この硬化したゴムが原因でチャンバー内にガソリンが少しづつ流れていき、油面がくるっていたのかもしれません。
交換後
8000回転付近であったボコ着きは解消されたのでおそらくバルブシートが原因だったかと思われます。とはいえ今は気温が低く、キャブ車にとっては燃調が薄くなる季節でもあるので、もう少し暖かくなった時に走行して様子を見てみたいと思います。
キャブは複雑で、色々な要素が重なって症状として現れるので油断はできません。


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